クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの施術者養成スクール

初心者コースです。このコースでは主にクラニオバイオの基本概念である Breath of Life と、深いレベルで起こる自己治癒の状態 Stillness について学び体験します。
ブレス・オブ・ライフ

Breath of Life (生命の息)はクラニオセイクラル・バイオダイナミクスの基本概念であり、生命固有の自然治癒の力です。

Breath of Life の潜在力は、液と細胞質の中に現れる推進力であり、身体に潮流のような、また原初呼吸と呼ばれる運動を起こします。この運動はとても微細ですが訓練された手によって触診することができます。

この運動は生命固有のオリジナル・モーションと呼ばれ、生理学的な営みのその下にリズミックな波動として知覚され、施術の間、深い休息を伴った正中エネルギーの調整や、その周辺の液の停滞や組織の捻れを解消に向かわせます。

液と組織と潜在力が関わり組織に現れる運動はミッドタイド(60秒間に2,5サイクル)と呼ばれ、量子レベルと言われる生命基盤の運動はロングタイド(100秒間に1サイクル)と呼ばれています。また、一般的によく知られるクラニオセイクラル・リズミック・インパルス CRI は(60秒間に8~14サイクル)で知覚されます。

スティルネス

クラニオバイオのコンテキストの中でのスティルネスとは、液・組織・潜在力の均衡バランスのとれた現象を指し、心と体がとても深く休息します。この状態にて、中枢神経系が深く休息し、自律神経系バランスを取り戻し、本来、身体が持っている自己治癒の力が高まり、組織レベルの自己矯正が起こります。

施術者がクライアントの原初呼吸をカウントし、波動が調律されるのをサポートする過程で、身体の自己矯正が起こる前触れのようにホリスティック・シフトと呼ばれる現象が起こり、表面的な乱れが取れて、深い休息と共に身体の調節が起こり始めます。

この現象が起こっている時、心身の治癒の力が最大限に活用され、何らかの、自然な自己調節が終わり、スティルネスから戻ってくると、疲れが取れたとてもリラックスした状態になっています。良質の眠りを得たような、不具合からくる痛みや居心地の悪さなどが大幅に軽減され、深く・緩んで・くつろぐ – が体験されます。

『Breath of Life & Stillness』

講師:加藤こま RCST

  • 日時:2024年6月13日〜16日(4日間)
  • 場所:ISNESS 東京都品川区
  • 受講料:99,000円

❖ このコースで取得できる技能:

クラニオバイオノコースは触診する能力を育成します。原初呼吸、タイダル・モーションと呼ばれる微細な波動を知覚する能力です。誰でも知覚することができます、その方法を学びます。また、ミッドタイドやロングタイドと呼ばれる微細な波動を知覚すると共にその過程で起こる全身の波動が転じるホリスティック・シフトや静寂の治癒プロセス現象スティルネスを体験します。

クラニオバイオを初めて受けられる方、ボディワークの施術を行っている方のための技能向上、ボディワークに関わっていなくてもご家族の健康のために体験されたい方、などにお勧めコースです。

❖ このコースのコンテンツ:

  1. Breath of Life & Stillness の概念
  2. 原初呼吸メカニズムの5つ様相
  3. 原初呼吸モーションについて
  4. スティルネスは自然治癒プロセス
  5. 施術者の気づきの3ステップ
  6. 施術者のための瞑想